ピエール・モレ ブルゴーニュ シャルドネ 2016
フランス ブルゴーニュ AOCブルゴーニュ
白・辛口
葡萄:シャルドネ
容量:750ml
ムルソー村の中で栽培されている地方名のブルゴーニュ・ブラン。
比較的深い粘土石灰質の土壌から、リッチで肉付きのよいワインが生み出されます。
小樽発酵、小樽熟成ですが、新樽は使われず、樽香は穏やか。
柑橘系果実を想わせる香り。
ボリュームのあるふっくらとして柔らかい果実味に程よい酸とミネラル感。
とてもバランスのとれた味わいで、また、豊かな余韻がいつまでも続きます。
少し大袈裟かもしれませんがムルソーの片鱗をうかがわせるほどの質感です。オススメ!
【生産者情報】
ピエール・モレ
ムルソーを代表する偉大な造り手。
一族がムルソーにやってきたのはフランス革命まっただ中の1793年。
元々はシャサーニュ・モンラッシェの出身。
ピエールの父、オーギュストは1935年にコント・ラフォンのメタイエ(収穫の一部を受け取る小作人)の一人となり、1971年から ピエールがそれを引き継ぐようになりました。
ラフォンはムルソーの1級畑や特級モンラッシェなど素晴らしい畑を所有していましたが、オーナーは常に他の仕事を持ち、畑作業は小作人に任せていました。
ところがドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら 耕作することを宣言。
1986年から1991年にかけてピエール・モレは多くの畑を失ってしまいました。
しかしながら、ピエール・モレの手腕に感銘を受けていた、ピュリニー・モンラッシェのルフレーヴは、引退が決まっているそれまでの醸造長のジャン・ヴィロに代わって、ピエールを招聘。
こうして彼は、1988年以降、ルフレーヴの醸造長として働く一方、自身の小さなドメーヌを運営し、さらに1992年にはネゴス・ブランドとして「モ レ・ブラン」を設立。
ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘の アンヌを共同経営者に迎え、父娘で11haの畑を耕作。
同時にモレ・ブランを経営。
1991年から畑をビオロジックやビオディナミで栽培し、1997年にはすべての畑を ビオディナミ農法に転換。
輸入元資料引用
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