シルヴァン・ソー　ブラン　2009
フランス　ルーション
白・やや辛口
葡萄：モーザック60％、シュナン・ブラン30％、シャルドネ10％
容量：750ml

青りんご、メロン、花梨や白い花、ハチミツ等を想わせる熟れた甘い香り。ミツバチが寄ってきそうです。
甘味を感じる熟れたジューシーな旨味がたっぷり。微かなガスと酸味がキュッと締めます。
各要素のバランスが絶妙で、葡萄のブレンド比率もとても巧いと思います。
葡萄の熟度は高く凝縮感と熟成感があり味わい深いながらもグビグビといけてしまう魅惑的なワイン。

【生産者情報】
シルヴァン・ソー
ワイン造りに情熱をかける、若いヴィニュロン、シルヴァン・ソー。
父から継いだリムーの畑をビオディナミに転換、腕も確かな才能溢れています。
数学を学んだ後に父親の葡萄畑を継ぎましたが、生産性に重きを置くワイン造りに当惑し、またブランケット・ド・リムーには情熱を感じられなかったため、優れた畑を選別してビオディナミにもとづいた自分自身のワイン造りを行っています。
シャルドネ、シュナン、モーザックの白ワインは、ぎりぎりまで完熟を待ち、辛口から甘口まで、思うまま自在に素敵なワインを造り上げます。
残糖は、やや多く、 時には熟成中酸化がすすみ、複雑だけれど癖のある味わいになる場合もあります。
アリカンテやカリニャンで造る赤にはジャムのような風味を感じさせます。
彼の畑の樹は生命に満ち溢れ、ワインの香りは自然に満ちています。
彼のようなすばらしいワインを造るには、経験、直感と時間をかけたワイン造りが成功のキーです。
輸入元資料引用