マリー・ロシェ ヴォワラ・レテ 2021
フランス ロワール
ロゼ・やや辛口
葡萄:カベルネ・フラン
容量:750ml
2021ヴィンテージで初めて手掛けたロゼのキュヴェ
入荷時期:2023年1月
醸造
ブドウは手摘みで収穫し、2/3はダイレクトプレス、1/3は除梗して 24 時間マセレーションしてから圧搾。
その後、野生酵母のみでタンクで自発的に発酵。アルコール発酵の途中に2つのロットをブレンドする。
ブドウ以外の醸造添加物は一切加えずに醸造する。
その後、シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。
無清澄で瓶詰め。SO2は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。
2021ヴィンテージはフレール・フォンタネルとドメーヌ・アルバン(どちらもトゥーレーヌのビオの造り手)からの買いブドウで醸造。
収穫はフレール・フォンタネルのフランが9/30〜10/1。ドメーヌ・アルバンが10/7。
2022年5月6日に瓶詰め。総生産量3,400本。
アルコール度数12度。2022年12月時点の SO2トータルは 27mg/l。
味わい
オレンジがかった淡いロゼの色合い。
フルーツガムやキャンディ、赤スグリなどの香り。微かにレッド・ペッパーのニュアンス。
とても柔らかいアタックに続く口中はフレッシュで、イチジクやグアバのノートが感じられる。
フィニッシュには旨味と共に微かな塩味が広がる。
マリー・ロッシェ自身によるコメント
『このキュヴェの名前を選んだのは、ロック・バンドのレ・ネグレス・ヴェルトによる夏への賛歌である曲のタイトルだからです。
音楽、太陽、晴れた青い空を感じさせるとても陽気で軽やかな歌です。
このキュヴェを造る前から、ワインにふさわしい名前だと思っていました。
そして、2021 年にロゼのキュヴェを造ろうと思い立った時に、ロゼが夏を象徴するワインであることから、この名前がふさわしいと思ったのです。
このキュヴェの名前にちなみ、エチケットには、フランスの詩人アルチュール・ランボーが夏に経験した感情を表現した詩「ソンサション=感覚」からの抜粋が記載しました。』
輸入元資料引用
【生産者情報】
マリー・ロシェ
ビオディナミ、ビオロジック
ポエジーに溢れたアール・ド・ターブルなナチュラル・ロワールのニューフェイス。
ロワールの数多くの造り手に大きな影響を与えてきたクロ・ロッシュ・ブランシュ。
その畑を引き継いで、ボワ・ルカ、ノエラ・モランタン、ローラン・サイヤール、ジュリアン・ピノーなどのドメーヌが誕生しました。
また、当初ノエラとサイヤールはクロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所を借りていました。
そしてまた一人、ディディエ・バルイエとカトリーヌ・ルッソルの手助けを受けて、クロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所でナチュラルワイン造りを始めた女性がいます。
2018ヴィンテージがデビューとなるパリ生まれのニューフェイス、マリー・ロシェです。
高校卒業後、マルセル・ラピエールで 5 年間ブドウ収穫を経験。その後は別の分野で働いていましたが、ナチュラルワイン造りに惹かれロワールに移住。レ・カプリアード、エルヴェ・ヴイルマード、ミカエル・ブージュ、ブリュノ・アリオンでの研鑽を経て、ミクロネゴスを立ち上げました。
ワインをアール・ド・ラ・ターブル(食卓の芸術)と考えるマリーのワインは、味わいだけでなくプレゼンテーションもポエジー(詩情)に溢れています。
このため初 VT からパリや欧米で大ブレイク。
輸入元資料引用
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