トリンケーロ タイヨー 2021
イタリア ピエモンテ
赤・フルボディ
葡萄:ネッビオーロ50%、フレイザ50%
容量:750ml
ラズベリー、黒いベリー、スミレ等を想わせる香り。
厚みのある果実味に滑らかなタンニンが溶け込み、まろやかでふっくらとした味わい。
2024月12月試飲
以下輸入元資料引用
試行錯誤の上に誕生した、ピエモンテ品種のブレンドワイン。
エツィオが前々から意欲を示していた、ネッビオーロとフレイザのブレンド。
ピエモンテの固有品種フレイザは、強いタンニン、やや単調な味わいと、優美な風味を持ち合わせるが、タンニン由来の硬質な味わいはほぐれるのに時間がかかることは、アスティ産バルベーラとよく似ている。
そこで、フレイザ特有の骨格をなだめながら優美な風味を早めに引き出すために、別途醸造したネッビオーロを瓶詰前にブレンドしたのです。
ブレンド比率は、ラシーヌとともにテイスティングを重ね、各50%と決定。フレイザをネッビオーロで「割る」という意味をもつ「タイヨー」は、エツィオの新しい意気込みを示す挑戦作です。
【生産者情報】
トリンケーロ
アスティで代々長熟型の素晴らしいバルベーラを造るトリンケロは、ピエモンテを代表するリストランテ・ダ・グイードの経営者一族でもあります。
ワイナリーは、アスティ県アリアーノ・テルメにあるヴィアノーチェという小さな村にあり、ここは貴族が所有していた村で、19世紀前半にヴィスコンティ家オルナヴァッソ男爵によって建てられた古い農家と教会が今なお残っています。
1920年代にセコンドとセラフィーノのトリンケロ兄弟の所有となり、現在はレナートとエツィオ父子が所有・運営しています。
1925年より葡萄およびワイン生産を始め、この県で最も早く、葡萄栽培農家による自家ビン詰めを行うための登記をした造り手(1952年)です。
長年にわたり有機農法で栽培していますが、「今さら認証をとるまでもない」として、認証をとっていません。
「アスティの宝石」と呼ばれる1925年に植えられた「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」を含む畑は優れた土壌と日照に恵まれ、いずれも樹齢は大変高いものです。
自然派認証はとらないグラヴナーの考え方に影響を受け、90年代より醸造過程に酸化防止剤の使用をできるだけ抑えています。
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