ミケーレ・ロレンツェッティ(テッレ・ディ・ジオット) ガッタイア ピノ・ネロ 2015
イタリア IGTトスカーナ
赤・ミディアムボディ
葡萄:ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)
容量:750ml
ブルゴーニュのピノ・ファンとピノ・トレ・ファンをマッサル・セレクションした苗木(2006 年植樹)。
栽培面積:0.35 ヘクタール
標高500〜590 メートルの南向き斜面
地質:シストと砂岩が混じった粘土石灰と泥土
栽培:ビオディナミで栽培(デメテール認証)
醸造:9 月中旬に収穫したブドウを野生酵⺟のみで自発的に発酵させる。培養酵⺟や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。果皮浸漬は全房比率80%で2〜3 週間実施。
その後、木樽で24 ヶ月間熟成。新樽は用いず、容量225 リットル、300 リットル、500 リットルなど異なる容量の樽を使用。清澄も濾過も行わずに瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで12 ヶ月寝かせてからリリース。SO2 は必要最低限のみ添加。
総生産量1000〜1200 本。
味わい:やや茶色がかった深いスミレ色の色合い。
サクランボやレッドフルーツのノートと共に、ゼラニウムの花やオレンジなどの凝縮した香り。アタックはフレッシュで柔らかく、口中はコーヒーや柑橘系果物のバランスの取れた良質なタンニンとともに、酸と甘味のバランスが取れている複雑で深みのある味わい。⻑い余韻には、腐植土や森の落ち葉などのヒントが感じられる。
輸入元資料引用
【生産者情報】
テッレ・ディ・ジオッティ(ミケーレ・ロレンツェッティ)
イタリア トスカーナ ムジェッロ ヴィッキオ
ミケーレ・ロレンツェッティは醸造家で生物学者です。
イタリア全土で数多くのワイナリーでコンサルタントを務め、本国イタリアはじめ世界中で広く知られるイタリアのビオディナミワイン界の巨匠です。
グラヴネル、イル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラ等、銘酒のコンサルタントを務めています。
その巨匠がトスカーナ北部の冷涼なムジェッロのテロワールに感銘を受け、2006年、ムジェッロ、ヴィッキオのコミューンに土地を購入し自らのワイナリー「テッレ・ディ・ジオット」を設立してワイン造りを開始しました。
この地で19世紀のフィロキセラ禍まで栽培されていたフランス系葡萄品種を復活させるべく、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン等を栽培しています。
また、アンフォラ(甕)発酵のワインもあり、大変興味深いラインナップです。
栽培面積は僅か2.7ha。1つのワインの生産量は1.000本前後。
輸入元資料抜粋
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