マリー・ロシェ ラ・タンドレス 2023
フランス ロワール
赤・ミディアムボディ
葡萄:ピノ・ノワール70%、ピノー・ドニス30%
容量:750ml
醸造
葡萄は手摘みで収穫し、品種毎別々に野生酵母で醸造する。
ピノ・ノワールは 10%全房で、ピノー・ドニスは完全に除梗して、それぞれホウロウのタンクで自発的に発酵。
葡萄以外の醸造添加物は一切加えずに醸造。マセラシオンは約10〜12日間。
初期段階は足によるピジャージュを行う。
ルモンタージュは1日1回実施。その後、ピノ・ノワールは樽(新樽は用いない)に移し、ドニスはホウロウタンクのまま、シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。
瓶詰め枚に2品種をブレンドして、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は醸造中は無添加。
ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に必要最小限添加。
2023 ヴィンテージはトゥ−レーヌのビオの造り手ヴァンサン・ルクレールからの買い葡萄で醸造。
収穫はピノ・ノワールが9/8とピノー・ドニスが9/15。総生産量4,570本。
アルコール度数は12
度。2024年7月時点のSO2トータルは17mg/l。
マリー・ロッシュ自身によるコメント
『このキュヴェもシャンソンのタイトルにちなんで命名しました。LA TENDRESSE ラ・タンドレスという曲は、もう亡くなってしまいましたが、1960年代に活躍したBourvilブルヴィルが歌っていました。その後も多くの歌手によってリメイクされました。私はこの曲が大好きです。LA TENDRESSEラ・タンドレスとはフランス語で「優しさ、愛情」という意味です。この曲の中では、「人間はお金や名誉がなくても生きているが、優しさがないと生きてはいけない。」と歌われます。この曲は、LES
PASSANTESレ・パサントの曲と同じように、人間関係の重要性、他者との絆の重要性、人として必要な他者への感情、つまり優しさを呼び起こしてくれるのです。』
輸入元資料引用
【生産者情報】
マリー・ロシェ
ビオディナミ、ビオロジック
ポエジーに溢れたアール・ド・ターブルなナチュラル・ロワールのニューフェイス。
ロワールの数多くの造り手に大きな影響を与えてきたクロ・ロッシュ・ブランシュ。
その畑を引き継いで、ボワ・ルカ、ノエラ・モランタン、ローラン・サイヤール、ジュリアン・ピノーなどのドメーヌが誕生しました。
また、当初ノエラとサイヤールはクロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所を借りていました。
そしてまた一人、ディディエ・バルイエとカトリーヌ・ルッソルの手助けを受けて、クロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所でナチュラルワイン造りを始めた女性がいます。
2018ヴィンテージがデビューとなるパリ生まれのニューフェイス、マリー・ロシェです。
高校卒業後、マルセル・ラピエールで 5 年間ブドウ収穫を経験。その後は別の分野で働いていましたが、ナチュラルワイン造りに惹かれロワールに移住。レ・カプリアード、エルヴェ・ヴイルマード、ミカエル・ブージュ、ブリュノ・アリオンでの研鑽を経て、ミクロネゴスを立ち上げました。
ワインをアール・ド・ラ・ターブル(食卓の芸術)と考えるマリーのワインは、味わいだけでなくプレゼンテーションもポエジー(詩情)に溢れています。
このため初 VT からパリや欧米で大ブレイク。
輸入元資料引用
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