レ・ゴーシェ ラルバトロス 2021
フランス ヴァン・ド・フランス(ロワール)
赤・ミディアムボディ(薄い赤)
葡萄:コー(マルベック)1/3、ピノ・ドニス 1/3、ガメイ 1/6、カベルネ・フラン 1/6
容量:750ml
ダイレクト・プレスしたブラン・ド・ノワールを 1/3 ブレンドしてフレッシュ感と飲みやすさを加えた薄い赤
<醸造>
手摘みで収穫したブドウを 100%全房で、品種毎別々に野生酵母でバリック(新樽は用いない)で自発的にアルコ−ル発酵を行う。
醸造添加物や SO2 は一切加えずに醸造。温度管理も行わない。
ガメイとカベルネ・フランはダイレクト・プレスしてブラン・ド・ノワールにして醸造。
コーとピノ・ドニスは足による櫂入れと小さなバケツを使ったピジャージュのみでソフトにマセラシオン。
引き続き品種毎にバリックで自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で 11 ヶ月熟成。
瓶詰め前に 4 品種をブレンドし、無清澄・無濾過、SO2 も無添加で、重力を利用して自然に瓶詰め。
現行ロットは 2021ヴィンテージ。収穫日はピノ・ドニスが 10/1、ガメイが10/11、コーが 10/13、
カベルネ・フランが 10/14。総生産量 2,650 本。
アルコール度数は 12 度。2022 年 12 月時点の SO2 トータルは 20mg/l
<味わい>
イチゴやイチジクやスミレなどの香り。微かにオリーヴのニュアンス。
酸の乗った優しい口中にはラズベリーのノートが感じられる。
フィニッシュに心地良い甘酸っぱさとともに、ザクロのタッチが余韻に残る。
キュヴェ名のラルバトロスは、フランスを代表するシャンソン歌手レオ・フェレが、ボードレールの詩に曲をつけた作品のタイトルにちなんでつけたものです。
空を飛ぶ姿は雄大だが地上へ降りると大きな翼が邪魔で上手く歩けないアホウドリ(アルバトロスはフランス語でアホウドリの意味)
俗世を上手く渡っていけない詩人の心を表現した詩が印象的な美しい曲だそうです。
輸入元資料引用
【生産者情報】
レ・ゴーシェ
ビオロジック
セドリック・フルーリーが2017年にロワールのコトー・デュ・ヴァンドモワにドメーヌを設立。
セドリックはパリの学生時代に、ジャン・ピエール・ロビノのレストラン、ランジュヴァンで叔父がシェフをしていたため頻繁に通ってナチュラルワイン好きになりました。
その後、ル・クロ・デュ・テュ=ブッフのティエリーピュズラやラ・グラップリのルノー・ゲティエの下で収穫や醸造を経験しました。
本格的にナチュラルワイン造りに携わりたいと考え、2017年に地元に小さな畑を購入して、僅か1樽から自身のワイン造りをスタートしました。
レ・ゴーシとはフランス語で『左利きの人達』という意味です。
セドリックも彼の娘も左利きのため、このように命名したのだそうです。
ビオディナミの手法を取り入れたセドリックのワインはとても活力があり、明るくさわやかで、同時に正確さを備えた味わいです。
輸入元資料引用
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